京都きものレンタルマニュアル
結婚式のリハーサルにもなる
最近は、結婚写真を前撮りにする人が増えています。
前撮りの意味はその名前の通り、挙式前に写真撮影を済ませることです。
スタジオ内のみで撮ることもできますし、最近では屋外での
ロケーション撮影を選ぶ人も増えてきました。
一般的には花嫁衣装を着用できるのは、挙式・披露宴のときのみですが、
前撮りなら撮影時にもう一度着用することができます。
当日に着用するものと同じものを選ぶこともできますし、
当日とは違った衣装が着用できるのも前撮りの良いところです。
撮影時に違うドレスや着物を選べば、アルバムもとても華やかなものになります。
着物やドレスは普段は着るものではないとうこともあり、当日ではうまく動けない可能性もあります。
せっかくきれいな花嫁衣装を着るのに、歩き方や動きが不自然ということは避けたいものです。
その点、前撮りでは当日と同じように丁寧な着付けやヘアメイクが行われます。
撮影にもたっぷり時間をかけることができるので、その間に衣装にも慣れてきて、
自然な動きができるようになります。リラックスした自然な表情の写真が撮れるだけではなく、
実際に衣装を着用して動けるので結婚式のリハーサルとしてもおすすめです。
指輪交換の感動的なシーンが撮れる
結婚式の大切な儀式のひとつには、指輪交換があげられます。
お互いに結婚指輪を交換するという大切な儀式になりますが、
当日になると緊張してうまくできない可能性もあります。
それに、時間的にはとても短く、シャッターチャンスを逃してしまう可能性もあります。
その点、前撮りでは指輪の交換シーンを撮ることもできるので、良いリハーサルになります。
一度経験しておけば、本番での交換もよりスムーズになります。
それから当日とは違い、写真撮影のときには何度も取り直しが可能です。
カメラマンとの相性も大事なので、打ち合わせをしながら
安心して任せられるかどうかを確認しましょう。
角度を変えて撮り直すこともできるので、納得の仕上がりが得られるのではないでしょうか。
写真撮影のときには、リングピローなどの小物を用意しておくこともおすすめです。
結婚指輪を留めるリボンは二人の絆を表していますし、可愛らしく美しいデザインも多いので、撮影小物にはぴったりです。
撮影時にまだ指輪ができていない場合はペアリングで代用することも可能です。
手のクローズアップを撮れるのも前撮りの良いところです。
きれいな仕上がりにするためには、手のお手入れをきちんとしておくこと、
よりきれいに見せるためには手にもメイクアップをすることをおすすめします。